日本語を教えているアメリカ人の生徒さんが今度半月ばかり帰国しますが、現在もらっている給料は当然日本円。
コロナ以来、久しぶりに故国に帰れるのはうれしいけど、どのくらいお金がかかるか本気で恐れていました。
実家にいる時は家族に出してもらうらしいですが、その他は自腹。
どのくらいの出費になったのか土産話が楽しみです。
それにしても円安が止まりません。
この夏に4人家族でハワイに行ったら250万円かかったというのをTVで見ました。
クレジットカードで払っていたら、もっと増えたでしょうね。
私が子供の頃は、海外旅行は一生に一度いけるかどうかの遠い存在。
どうもそんな感じに近づいているようです。
海外からの肉や魚の輸入でも買い負けることも多いようで、本当にこれからどうなっちゃうんでしょうね。
こんな悲惨な状態になっているのも、日本だけが金利を上げられないから。
上げるとたちまち不況に突入してしまうから、日銀もどうすることもできないみたいです。
岸田さんを叩く声もありますが、元はと言えばアベノミクス。
最初こそ株価が上がったけど、その後は尻すぼみ。
コロナとかウクライナ侵攻とかあったけど、現在は明らかにマイナス面が強くなっています。
岸田さんは国葬にする理由の一つに、安倍さんが日本経済の再生を成し遂げたことをあげています。
そうかなあ。
例えば、平均年収は2015年に韓国に抜かれ、その差は広がるばかり。
世界での立ち位置が悪くなる一方です。
もちろん安倍さん一人の責任ではないけれど、政権を担当している期間に日本がどんどん貧しくなっていったのは事実。
後世の人は、アベノミクスに固執したせいで日本の衰退に拍車がかかったという見解をとるかもしれません。
いい加減、アベノミクスの検証をしてくれないかな。
国葬にするのならアベノミクスの良かった点・悪かった点を示してこそ、説得力が出てくると思いますが。