報道されていたとおり、2024年に紙の健康保険証を廃止しマイナンバーカードに一本化する方針が示されました。
河野大臣の一問一答を見たわけではないので、報道されている内容からしか判断できませんが、やっぱり説明が足りないように感じました。
メリットを強調するような内容だけではねえ。
一本化するメリットだけを言っても、受け手がそれがメリットに感じなかったら現状のままでもいいわけで。
それよりも、これをやらなかったら大変なことになるということを言うべきではないかな。
それに現時点での問題点と、その解決方法を示すべきだったと思う。
おそらく、一番ネックになるのがマイナンバーカードの普及。
これまでさんざん旗をふってきたのに半数しか取得していない理由と、今後どうするかの具体策がなかったのが残念。
取得するメリットとデメリットを比べて、デメリットの方が大きいと判断した人の行動を変えるには、デメリットを減らす方策が必要。
でも正面突破しかかんがえてなさそう。
少なくとも疑問点を書き込んでもらうようなサイトを作り、定期的に代表的なものへの回答を行うような仕組みをつくらないと。
たしかに、2024年というお尻を決めるのは大事なこと。
ゴールの時期を決めないとダラダラ伸びてしまいます。
ただし、そのためにはしっかりしたプロジェクトマネジメントが必要。
2024年秋から逆算して、この日までにはこれが絶対出来ていないとダメというマイルストーンの設定を行わなければ。
一つの目標として2023年3月末までに全員がマイナンバーカードを取得するというのがあります。
2024年秋の目標はこれから算出したのは間違いないでしょう。
但し、あと半年もないのでまず不可能。
残りがどのくらいだったらそのまま進めるのか、逆に延ばすのか、決まっているのかなあ。
2年後には岸田内閣ではなくなっている可能性大なので、誰が責任もって進めるのかグダグダになりそう。
迷惑被るのは国民なんですけどね。