おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

ChatGPTの日本語レッスン教案はまだまだだな

発売中の日経トレンディ2023年7月号の特集はChatGPT。
AI式英語学習術というのがあったので、興味を魅かれて買ってみました。

 

https://info.nikkeibp.co.jp/media/TRE/

 


対話型AIならではの使い方を紹介していました。
相手は機械でも、実際に相手と話をしている感じがでてきます。
こちらからの応答内容に応じて返してくれるので、書籍やラジオなどの練習とはひと味違います。

 

語学の習得には何度も繰り返して、頭で考えなくても条件反射的に口からでるようになるまで練習する必要があります。
相手が人間の先生だとどうしても気を使います。
その点、ChatGPTはいいですね。
表現を身につけるのはもってこいのツールだと思います。


さて、そうなると日本語学習者にも同じことが言えます。
日本語教えている人が作成したChatGPTの文章の添削はしたことがあるけど、自分でまだ使っていないので、いい機会だから使ってみました。

初級で学ぶ表現「~つもりだ」をどんな練習をさせるのか、作ってもらいました。
その結果がこれ。

 

 

概ねいいのですが、「今晩、家で料理をするつもりです。」だけがちょっと変です。
普段習慣になっていることには「~つもりです」は使いません。
この人が「今晩特別に」料理する状況というのを前提にしないと変な使い方になってしまいます。
ChatGPTは日本語ではまだまだネイティブレベルにはないようです。
とはいえ、そんなに時間がかからず上達すると思いますが。


ついでに、日本語レッスンの教案も作ってもらいました。

 

 

流れは大体OKですが、導入時に肝心の例文がありません。
上記のような使用時の注意事項を踏まえて例文をつくらなければなりませんが、これが一番気を使うところ。
それがないんじゃなあ。

まだまだ楽はできそうにありません。