https://www.tokyo-np.co.jp/article/338597
世代別で誰に投票したかも判明していて、10代から30代の若い世代は石丸さんがトップ。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/articles/101/008/25/
これまで若い世代は投票率が低かったですから、これは石丸さんの功績と言ってもよさそう。
当初予想された小池さんと蓮舫さんの一騎打ちなら、ここまで投票率が伸びたかどうか。
SNSを最大限に使った選挙活動が効果をあげたのがわかったのも重要なこと。
これまでの組織票頼みの選挙形態が変わるきっかけになれば画期的。
たかだか数千票の宗教団体の信者票が日本の政治を左右するのはやっぱりおかしい。
選挙に行く母数が増えればそれだけ有権者の意向が反映されやすくなりますから。
ただ、この石丸さん。
選挙後の評判はよろしくないようです。
でもなにを今さらという感じ。
過去の言動から十分に予想できたでしょうに。
それよりも、マスコミはこの人の資質についてもうすこし掘り下げた方がいいように思う。
例えば、都知事選で唯一の経済専門家と名乗っていました。
その割には東京都で行う経済政策のようなものは見当たりませんでした。
簡単にあげられるものとして48億円かかっていると言われるプロジェクションマッピング。
石丸さんは廃止して投資に使うと言っていました。
はっきりした48億という数字があるのだから、経済専門家ならこれだけのお金を何に使えば最大限のリターンを得られるのか具体的な数字を提示してしかるべき。
逆に廃止すれば、これまで民間に流れていた48億円がなくなります。
都から受注していた企業の売上が消えてしまう。
それだけじゃなく、授業員の失業や融資していた銀行の不良債権化もありえます。
確実にマイナスの経済効果が生まれます。
投資のプラスと廃止のマイナスを比較して、プラスの方が多いと判断できてはじめて廃止できるのではないかな。
経済専門家なら概算でいいのでそれぞれの数字をあげて語ってほしい。
このあたりの説明をしてくれないと、ただの印象でものを語っていると私なんかは思ってしまいます。
今のままなら、ただのイメージだけで好感度をあげている小泉進次郎さんと同じだと思うな。