もう34年前になりますが、1990年に日本で自転車の世界選手権が行われました。
開催された当時、あと100年は日本での開催はないと言われたくらいの世界的なビッグイベント。
私はロードレースのチケットを買ったのですが諸々の事情で見に行けず。
今でも心残りです。
この大会で唯一日本でメダルをとったのがトラック競技の稲村成浩と斎藤登志信の両選手。
まだ高校生でした。
二人乗りの自転車で行う、タンデムスプリントという競技。
ネタをばらすとオリンピック種目ではないので、各国とも力をいれていなかったというのがありますが、それでも銀メダルは立派。
他の種目ではプロの競輪選手が枕を並べて討ち死にしましたから。
その後二人は競輪選手になって活躍しますが、そのうちの一人の稲村成浩選手が引退のニュースが。
オリンピックにも出場した稲村選手。
まずはお疲れさまでした。
稲村選手の引退と入れ違うように、パリオリンピックでは自転車のトラック競技が始まります。
7人制ラグビーと並んで私がライブで見る数少ない競技のひとつ。
メダルが期待できるのが男女のケイリン。
出場するのはいずれも現役の競輪選手。
特にヨーロッパの壁は厚いけど、金メダルをとってほしい。
強くなれば人気がでるのはどの競技も一緒。
金メダリストが競輪に出場すれば、競輪も人気になります。
競輪場は全国で43か所あるから、地域経済にも貢献しそう。
そうすればIRとかで税金使ってカジノつくる必要もなくなるかもしれない。
太田海也・佐藤水菜両選手、がんばってほしい。
それにしても、高校生だった稲村ももう52歳かあ。
月日の経つのは早いなあ。
