金曜日の夕方、地元のスーパーに寄ってみましたが、棚の品揃えは普段とかわらない状況。
コロナの時はカップラーメンとか日持ちのする商品があっという間に消え失せましたが、今回はみんな冷静な様子。
なによりです。
警戒区域内の一部の店ではあったようですが。
ただでさえモヤモヤしていた木曜日の夜。
期待していた男女の自転車競技がなんとも残念な結果に。
女子ケイリンの佐藤水菜選手は準々決勝で敗退。
6人中4人が勝ち上がるのに5位に。
前々に構えていれば楽に4位になれたはずなのに、なぜか後方待機のレース運び。
やっぱりオリンピックでは普段の力を出せない魔物がいるのでしょうか。
男子スプリントの太田海也選手はどうみても誤審にしかみえない判定を受けての敗退。
本命種目のケイリンはこれからですが、すっかりケチがついただけにどこまで気力を取り戻せるか。
こんなイライラを吹っ飛ばしてくれたのが金曜日朝一番のニュースでみた女子レスリング決勝の映像。
勝った藤波朱理選手の試合運びはもちろんですが、終了後の両選手の振る舞いが素晴らしい。
敗れたグスマン選手が終了した途端に満面の笑みをたたえて藤波選手を抱擁。
スケボーではよく見る光景でも、格闘技では滅多に見ません。
闘争心が不可欠なので、アドレナリンが出まくっている終了直後に笑顔なんか出ないでしょう。
負けて悔しい気持ちもあったはずなのに、すごい精神力。
表彰台の時も誰よりも笑顔でいて、藤波選手にも大きな拍手を送っていました。
その姿を見てファンになりました。
歳もまだ若いし、これから藤波選手とライバル関係を続けていくと思っていましたが。
どうやらプロ格闘家の道を歩むよう。
日本で見る機会はないかもしれませんが、第2の選手生命がんばってほしいものです。