河野さんが年末調整の廃止を言い出しましたが、私は大賛成ですね。
手間が増えるとか言っているけど、そもそも年末調整自体よほどのことがなければ生命保険の支払い証明を人事に出すくらいでしょうに。
これまで年末調整やっていた企業側がフォーマットを用意してあげて、それに生命保険の支払い証明をくっつけるような形にできれば、提出先が税務署に変わるだけ。
住宅ローンや医療費などの控除は、今でも確定申告しなきゃもらえないのだから、結構な人が確定申告してるんじゃないかな。
なにより税金の仕組みがなんとなくでもわかってくる。
私も会社員時代はなになに控除とか表示されていてもピンとこなかった。
社会保険料の多さには驚いたけど、天引きなのでそんなものかなと思っていた。
このへんの無関心さは国にとっては好都合。
だから、こそっと各種保険料を上げてしまいます。
税務署が反対しているのは、確定申告時の混雑もあるだろうけど、納税意識の変化が怖いのではないかな。
給与所得者は税金は勝手に持っていかれるものと考えている人多いですからね。
それに確定申告が面倒だから会社員のままがいいと考えている人も結構いるはず。
人材流動化からもどんどん進めていってほしいな。
