電車の中でYahooニュースをみていて、思わず吹き出しそうになった記事がこれ。
大竹まことさんが小泉さんの「パワーは力だ」という発言を絶賛したというもの。
たしかにこれはすごい。
これまで私の中で小泉さんの発言で一番秀逸だったのは、
「必ずしも間違いだ」
というもの。
間違いなのか間違いじゃないのかよくわかりません。
普通の人なら前後の文脈でわかりますが、たしかどちらでもとれるような内容だったような。
「パワーは力だ」はこれを超えました。
これだけ連発するとなると、大竹まことさんの言う通り小泉さんは天才かもしれない。
どちらでもとれるような発言でその場をごまかしといて、後で都合がいいときに立場をはっきりさせたらある意味最強。
このあたりの言い回しは小泉さんの専売特許かと思っていましたが、もう一人現れました。
兵庫県の斎藤知事が自らの対応について、
「目が覚めるくらい思い悩む判断」
を考えているそうです。
「眠れないくらい思い悩む」ならわかるけど、目が覚めるということは眠っている間に思い悩むことになります。
ちょっとわからないな。
それを言うなら「夢にまででてくる」が普通だと思うけど。
もしかすると、私の知らないうちにリーダーになる人はこういった言葉のセンスを求められる時代になっているのかもしれない。
ちょっと失速気味とはいえ、相変わらず小泉さんを支持する人は多いわけですから。
こうなったら、もう小泉さんでよく思えてきた。
外国との首脳会談でわざと翻訳不能な日本語を使って煙に巻くのも悪い話でもないような。