俳優の西田敏行さんが亡くなりました。
まぎれもなく名優でしたが、若いころの人気が出始めた頃からずっと見続け、最期まで見届けられたのは西田さんが初めてかもしれない。
西田さんが人気が出てきたのは1975年くらいのこと。
ドラマでもそうですが、「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」といったバラエティー番組にもよく出演していました。
当時はなにか小やかましい感じで、あまり好きではなかったのですが、大河ドラマの「花神」で演じた山形有朋の演技を見てから好きになりました。
その後は西遊記かなあ。
あと、1回だけミュージカルの「屋根の上のバイオリン弾き」をみたことがあります。
主役はあとからゆっくり出てくると思っていたら、開始早々いきなり西田ワールド全開だったのを覚えています。
演技はもちろんですが、歌もよかったですね。
もう二度と見られないかと思うとつくづく残念です。
私と同年代以上の人で、若いころから活躍していまでも第一線で主役を演じている人はあまり多くありません。
中井貴一さんか阿部寛さんくらいではないかな。
西田さんの偉大さがわかります。
もっと若い人だとどうだろう。
演技力からすると、柳楽優弥さんや菅田将暉さんなんかはいけそうかな。
彼らが名優と呼ばれるくらいまでは、たぶん私は生きていないだろうからちょっと残念ですけどね。
若い俳優さんは若さだけでは必ず限界になるので、西田さんを目指して頑張ってほしいものです。