若い人は本当によかったのかな - おひとりさまの団地暮らしの日々

総選挙で若者票を取り込んで躍進した国民民主党。
本当に若者にいい政策ならいいのですが。
実際はどうでしょうね。

若い人に一番刺さったのは社会保険料軽減ではないかな。
社会保険料高いですからね。
現役世代の手取り増のためには避けては通れません。

投票率が高い年金世代を敵に回す政策を打ち出したのはたいしたものです。
でもよく見ると、後期高齢者医療制度への公費投入とある。
これはつまり税金のこと。

片方で減税しておいて、もう片方で税金投入。
となると財源は国債しかありません。

あともう一つ、安全保障についてもそう。

勇ましい言葉が並んでいるけど、これやろうとしたら防衛費は倍増ではすまないかも。
こちらもおそらく国債で賄う算段でしょう。

国債は将来の国民への借金にほかならないのだから、それこそ返す主体は今の現役世代。
本当にそれでよかったのかな。

国民民主に限らず、ほとんどの政党の政策はパイの配分をどうするかの問題。
それよりもどうやってパイを大きくするかの方が大事だと思いますけどね。

これから日本はどうやって飯を食べていくのか。
せっかく安倍派が壊滅状態になってアベノミクスの軛から逃れたのだから、与野党でゼロベースでやりあってほしいものだけど。