メジャーとは決して言えない競輪。
こういうニュースを見るとひどく残念な気持ちになります。
ときどき地上波の番組を見ますが、レースのことはほとんど取り上げられていません。
この記事の通り、競輪選手の大食い映像とか。
競輪の実施団体のJKAという公益財団法人にはがっかりさせられっぱなしです。
つい先日自転車のトラック競技の世界選手権で3人の日本選手が優勝したのですが、どれだけのメディアが取り上げたか。
特に日本発祥のケイリンで男女で優勝したのは初めて。
オリンピック直後だったので、外国の有力選手のコンディションなどはあったかもしれませんが、優勝は優勝。
BBCではイギリスの選手が銅メダルでも大きく報じています。
ちなみに真ん中が優勝した佐藤水菜選手。
https://www.bbc.com/sport/cycling/articles/c3e9g0wyvnqo
記事では「優勝にふさわしい」と称賛していますね。
佐藤選手は現在26歳。
来年再来年と連覇を続けることは十分に可能。
自転車競技はヨーロッパを中心に南米でも人気が高いですから、そうなれば世界的に有名なアスリートになります。
おそらく、今でも日本より世界での方が有名なはず。
JKAはどうしてこの快挙を広めようとしないのか、本当にわかりません。
世界チャンピオンの佐藤選手や山﨑選手、それにメダル常連の太田選手がレースに出場するなら見たくなる人も多いはず。
でもほとんどしりませんからねえ。
日本全国に43場ある競輪場。
スター選手が出場して売上が伸びれば主催する地方公共団体での収入が増えます。
IRみたいな新しい利権をわざわざ作り出すことも必要なくなるんですけどね。