今は103万円の壁がどうこうで大騒ぎになっています。
でもちょっと前に106万円以上になったら厚生年金に加入するという話しがちょろっと出てきて、識者と言われている人たちがおかんむり。
https://news.yahoo.co.jp/articles/215834f12a3c0807d22636163cbadb4b722907f5
https://news.yahoo.co.jp/articles/085ac3db05246d1c0c7122a90bdda8d18015e41a
このTVは見てないしラジオも聞いていないけど、手取りが減るというところだけにフォーカスしているような。
たしかにこれまで取られていなかった厚生年金分の収入が減るけど、将来の年金分としてもらえることになる。
それに社会保険料控除もあるので、翌年の税金や社会保険料に関係するから必ずしも手取りがそのまま減るわけじゃない。
私も若い頃は厚生年金の支払い額を減らそうと、4月~6月の残業をなるべくしないようにしていたもの。
ただ年金をもらう年齢が近づいてきて、払えたなら払っといた方がよかったと思うようになってきました。
年金は貯金ではなくて長生きするときの保険。
現在の手取りを重視するのもわかるけど、生涯収入の点からも指摘するべきじゃないかな。
そうじゃないと、議論をミスリードしてしまう。
ところで何万円の壁とかをここまで問題点としてとりあげられるようにしたのは間違いなく国民民主党の玉木さん。
その功績は大ですが、この件で一気に株が大暴落。
いろんな報道を見ていると、芸能人の不倫スキャンダルと同じような扱いしているけど、全然違うと思う。
今、玉木さんは数兆円の税金を左右できる立場にいる。
今後も安全保障とかいろいろ国の重要な問題に口を突っ込める状態。
そんな立場にある人が調子に乗りやすく、自分の欲望に抗えない人というのがバレてしまった。
ハニートラップ仕掛けるには恰好の相手。
政府首脳の石破さんや林さんは無理でも、野党党首なら簡単に篭絡できそう。
その結果、日本の政策が特定の勢力のいいようにゆがめられたら。
マスコミは自民党の陣笠議員が不倫したとき大騒ぎして議員辞職にまで追い込みました。
それよりももっと深刻になる可能性があるのに、マスコミもぬるいこと。
少なくとも党首を辞めさせるくらいの論陣張るべきではないかな。