日曜の夜、兵庫県知事選がちょっとびっくりするような結果だったので、大河ドラマのあとにテレ朝の有働Times見ようと思ったら、野球中継。
あれ、他の局でなにかやってないかなと新聞のTV欄をみると、BS12のところに「カセットミュージック」の文字が。
この番組です。
https://www.twellv.co.jp/program/music/cassettetapemusic/
マキタスポーツとスージー鈴木の二人のおじさんが掛け合い漫才のように80年代の音楽を解説していく番組。
私の年代からするとたまらない内容です。
9月で一旦おわったからみていなかったけど、再放送しているみたい。
一見おふざけの番組だけど、歌手にしても歌にしてもかなり深く掘り下げています。
この番組で初めて知ったことも結構ありましたしね。
マキタスポーツさんは芸人で有名ですが、歌手としても活動中。
番組みているとしっかりした音楽理論をもっている感じ。
一方のスージー鈴木さんは音楽評論家。
今は、日刊ゲンダイで沢田研二についてのコラムを連載中。
こちらも知識の豊富さに驚かされます。
私より3歳下なので、1980年のTOKIOが発売されたのは彼が中学生のころのはず。
この記事にあるように、TOKIOが初めてTVで放送されたのは1980年になってすぐのゆく年くる年の後に放送された番組でのこと。
ギンギラギンの衣装にパラシュートをつけ、歌詞もなにいってんだかよくわからない。
スージー鈴木さんはこのエピソードもしっかり書いた上で、沢田研二の音楽を70年代からひも解いていっています。
著書も何冊もあって、すごく研究しているのがうかがえます。
中には生まれる前のこともあるでしょうに、その場で見ていたように詳しく書いています。
この二人が80年代音楽を語り合うのですから、それは面白いですよ。
再放送を続けているということは、新作もあるのかな。
ネタはいくらでもありそうだから、是非やってほしいな。