兵庫県知事選挙でいろいろ分析がされているけど、SNSが大きな影響を与えたということで概ね一致しているよう。
でも、兵庫県の有権者数は446万人だそうだから、その約4分の1の111万票全員がSNSに影響されたとは考えられない。
もともと斎藤県政を支持していた人がそれなりにいたということ。
国政選挙じゃないからこの辺の世論調査は目にしなかったけど、地元では報道されていたのかな。
それでもSNSの影響があったのは間違いない。
NHKのニュースでやっていたけど、SNSを参考にして投票した人は30%。
全部で246万票ちょっとだから、約74万人。
この70%が斎藤さんにいれたから、約51万8千人。
約半分の票数をSNSで集めたことになります。
SNSがなければこの52万弱の数字がなくなるような単純な話ではないでしょうけどね。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241118/k10014641851000.html
都知事選の石丸現象にはじまって、総選挙の玉木さんに今回の斎藤さん。
ここまでSNSが影響を及ぼすとなると、次の参院選なんかもっと大変なことになりそう。
今回も敗れた稲村さんはSNSでの誹謗中傷に悩まされていたようです。
これだと言ったもの勝ちになってしまう。
演説でヤジを飛ばすレベルとは全然違う選挙妨害が可能な状態。
SNSであっても、事実と異なる内容を流した場合は公選法違反を問えるようにするべきじゃないかな。
選挙妨害になる内容を最初に投稿した人を特定できるようにしておかないと、際限なくひどくなるのは目に見えている。
日本語レッスンでアメリカ人の生徒さんが大統領選挙のことを嘆いていたけど、来年の夏は日本も同じだねと笑われるかもしれないな。