日曜日の夕方、1971年の紅白歌合戦を放送していました。
後編ということで、土曜日に前編やってたんですね。
知りませんでした。
後編しかみませんでしたが、まさに昭和の歌番組。
もうフォークソングが人気になっていたけど、ほぼ歌謡曲。
https://www.nhk.or.jp/kouhaku/history/history.html?count=22
当時の歌謡界は大御所の意見が強く、毛色の違った曲はまだまだお呼びでなかったみたいですね。
この時はもうグループサウンズの人気はピークを過ぎていたけれど、過去も含め結局はほとんど出場していません。
ちなみにユーミンのデビューは翌年の1972年なので、時代は確実に変わってきていたはずですが。
見ていて思ったのが、実にスピード感があったこと。
というより、せわしないという方が正確かも。
レコード大賞とのからみで9時スタートだったから、3時間弱。
トータルで50組だから、じっくり聴かせるという感じではありません。
押せ押せだったのが画面からも伝わりました。
まあ「歌合戦」だったからなあ。
今みたいに無駄に尺をとるのもどうかと思うけど。
あと、びっくりしたのが正司敏江・玲児の漫才。
殴る蹴るのどつき漫才。
今では絶対無理な内容だけど、日本のエンタメの頂上の舞台でやらせるとは当時のお笑いの内容が思いやられます。
NHKプラスが見られる人なら41:15くらいからでてきます。
ちなみにこの時の私は小学3年生。
大みそかは夜更かしOKだったので見ていたはずだけど、歌も小芝居も全く記憶にありません。
今ならともかく、子供に美空ひばりのすごさはわかりませんでしたからねえ。
で、これみてたらすっかり明菜のラジオを聴くのを忘れてしまった。
radikoでやってくれるから聴けるうちに聴くかな。