両親は日本人だけれど生まれも育ちも外国という人が、時々日本語レッスンを受講しにきます。
特にアメリカに多いです。
彼らは発音はほとんど問題ありませんし、文法もまあ大丈夫。
ただ語彙の絶対量が足りないのと、表現の選択がその場面で適切でないことが多いです。
普段日本語を使うのが両親だけだからしょうがないのですが。
顔だちは日本人だし日本語を解するけど、中身はアメリカ人なんですよね。
休み時間などで英語でレッスン仲間と話しているのをみると、本当にそう思います。
大谷選手夫妻が第1子妊娠を公表しました。
おそらく大谷選手はあと10年は現役を続けるでしょうから、もちろんそれまでは米国在住。
引退したからすぐに日本にバイバイというのも考えづらく、さらに子供の教育を考えるとそのまま永住に近くなりそう。
大谷選手夫妻のお子さんもアメリカがふるさとになる。
考え方も生活様式もアメリカ式で育つだろうから、その子にとって日本はどう映るんだろう。
両親の母国だから親近感はあるだろうけど、あくまでも外国。
まったく興味を示さなくてもなにも不思議じゃない。
だからねえ、もうそっとしておいてあげたらと本当に思います。
両親が有名人という理由で、行ったこともない海の向こうの国の知らない人たちが自分のことを知り尽くしている。
ぞっとする話しです。
何年かたってSNSでアプローチしてくる輩がでてくるかもしれません。
「大谷ハラスメント」という言葉があります。
大谷選手に関する報道などの過剰さを揶揄した言葉。
マスコミと視聴者との関係で収まるならいいけど、家族にまで及ぶと一大事。
ちょっと前の話しだけど、2024年の流行語大賞は「大谷ハラスメント」にするべきだったな。
多少なりとも警告になっただろうに。