ちょうど帰宅しようとしていた金曜日の午後3時過ぎ、西武池袋線が人身事故でストップ。
事故が起きたのは池袋からひとつ目の椎名町という駅。
時刻は15:11頃とのアナウンスがありました。
実はその3分前に池袋駅を発車した電車に、タッチの差で乗れませんでした。
次の電車は10分後。
目の前でドアが閉まり、ついてないなあと思っていましたが。
時間的にも乗り遅れた電車での事故の可能性大。
西武池袋線は練馬という駅で西武線の池袋駅に行くのと、東京メトロの有楽町線・副都心線への乗り入れに行くのとに分かれます。
なので、有楽町線・副都心線の池袋から乗れば練馬から先に行けます。
というわけで、そんなに時間をロスすることなく帰宅できました。
電車の運行再開まで1時間ちかくかかったみたいだから、最初に乗るつもりだった電車も1時間止まったままだったはず。
乗り遅れたことがかえって幸いしました。
その時はアンラッキーでも、後から見ればラッキーだったことはよくあること。
その逆もしかり。
でもさらにその後になるとまた逆になったり。
結局死ぬ間際でないとわからないもの。
朝ドラの「おむすび」にもそんなシーンがありました。
父親の永吉と息子の聖人との会話。
進学のためのお金を永吉が人助けのために使ってしまい、大学に行けなかった聖人はそのときの心境を永吉に訴えます。
それを聞いた永吉が、今の人生に不満があるのかないのならそれでいいだろと答えます。
ドラマ的にはこれで一件落着ですが、いやこれはよろしくないでしょ。
永吉が謝って、聖人が今の生活に不満はないから気にするなというのが普通の流れ。
使い込んだ側が言うのはただの言い逃れにしか聞こえない。
こういうところが雑なんだよなあ。
松平健と北村有起哉の両雄は納得して演技したのかなあ。