いやあ、もうラッキーだったとしか言いようがない。
トランプ関税のせいで、世界中の株式市場が大暴落。
2月にiDeCo解約していたけど、ぎりぎり逃げ切れた。
あと1か月遅かったら、トランプ劇場に巻き込まれていたところ。
正確には年金分としてあと10年運用するのだけれど、最終年の受け取りに影響がでる程度。
一時金が見込みより多少少なかったけど、4月3日現在に比べれば雲泥の差のはず。
iDeCoは10年間の積み立ての結果。
まあまあのプラスで終わったのは積み立て効果があればこそ。
相場が上がっても下がっても長期で見れば積み立て投資がほぼほぼプラスで終わるのは過去の実績が示している通り。
積立NISAが活況なのもうなずけます。
ただ、例外がどうしても現金化しなければならない時に大暴落が起きた時。
今回のパターンや、リーマンショックの時などがそれ。
こつこつ貯めてきたものが一瞬にして吹き飛んでしまいます。
これがおそらくiDeCo最大の弱点。
60歳か75歳までの間に解約しなければならず、一括以外不可。
この15年間で行うiDeCo解約はかなりのビッグイベント。
だから解約するときはしっかり時期を見極める必要があります。
それでも解約を申し込んでから金額が確定するまで1か月近くの日にちが必要。
その間になにかあってもどうにもすることができません。
ただ、市場はそんな個人の事情など知ったことではありません。
解約時に暴落したら身の不幸を嘆くしかないのです。
これを防ぐにはiDeCoの一部解約を認めることだけど、iDeCo退職金か年金の扱いなのだから制度的に無理。
iDeCoはお得だと何も考えないでいると痛い目に遭いかねないので、しっかりリスクを考えておこなってくださいね。