マイクロソフト創業者のビルゲイツ氏がほぼ全財産の29兆円を今後20年間に渡って寄付するそうです。
世界の金持ちはやることが文字通りけた違いですね。
ゲイツさんはまだ70歳。
日本では現役の経営者もまだいる年齢。
子供も孫もいるはずで、名誉は残しても富は残さないというのは常人とは思考回路が違います。
自分一人だけならわかりますが。
日本の高齢者も束になればビルゲイツ並みの資金力はあります。
総務省の資料に家計調査報告というのがあります。
その中に世帯主の年齢階層別の貯蓄・負債現在高が示されています。
https://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/pdf/2023_yoyaku.pdf
40代までは負債が貯蓄を超過。
それが50代で逆転。
60代以降は大幅な貯蓄超過になっています。
家のローンの完済や、退職金などの影響でしょう。
70代以上は負債は存在しないくらいに少なくなります。
70代ということはあと20年程度しか生きられない。
お金はあの世にはもっていけないのだから、この何割かでも消費に回す政策をどうして考えないんだろう。
それどころか、高年齢層に投資を促すプラチナNISAとか作ろうとしている。
消費は減るし、投資の果実を得るころには死んでるかもしれないのに。
むしろNISAは70歳までにするとか、60歳以上の人がキャッシュレスでの買い物が100万円以上になったらポイントつけるとか、消費する方が得になるような仕組みを考えてくれないかな。
どこの政党でもいいから公約にしたら投票するけど。
消費が増えれば景気もよくなるし、消費税額も増える。
給付金の財源になりうるでしょう。
副作用の大きい消費税減税よりよっぽど効果的だと思うけど。