私より若い従兄弟が亡くなりました。
体の不調の自覚症状がでたのがこの4月中旬。
それからあっという間に症状が悪化して、1か月足らずで亡くなったとのこと。
私もそうですが、遺族も信じられない気持ちだと思います。
昨日、週刊現代の認知症の記事について書きましたが、その記事では認知症になる前に家族に残しておくべきことをまとめていました。
認知症はある日突然記憶がなくなるということはあまりないでしょうが、従兄弟のような病気や事故で準備の時間もないということはよくある。
せめて遺された人に迷惑をかけないように、普段から準備が必要だと改めて思ったもの。
実際はなかなか難しいですけどね。
ところで、受付の時に香典返しをもらうことが最近は多くなりました。
以前は清めの塩が入っていましたが今回は入っていませんでした。
その理由が書かれた紙が入っていて、「清めの塩は穢れを清めるためのもの。これでは亡き人は穢れた存在になってしまう。仏教では人の死を穢れとする考えはとりません。」とありました。
昨年の大河ドラマにもありましたが、死は穢れであり忌むべきものというのは昔からの日本の考え。
でもこの「穢れ」は現在使われている汚れの意味ではないようです。
穢れの語源をChatGPT先生に聞いてみると、「気が枯れる」「生命力や活力が失われる」ことから来ている説が有力とのこと。
私は清めの塩はほとんど使ったことがないので別に無くてもいいのだけれど、違う意味でやめてしまうのはちょっとどうかなと思いますね、