私が買っているお米はつや姫。
今は西友で2Kg2000円で売っています。
1Kgは約6.7合なので2Kgだと約13.5合。
1合あたり150円弱になります。
私は1食0.5合なので、75円程度。
これを高いとみるかどうか。
オーケーでは3食入ったうどんが90円で売っています。
1食あたり30円。
お米の半分以下ということになります。
ちなみに5本入りの比較的高価なパスタが400円弱。
お米とほとんど変わりません。
ウクライナ侵攻で小麦の値段がずいぶんあがったはずですが、コスパでみるとお米と変わりませんね。
今週の日経朝刊で「コメ・クライシス」という連載記事がはじまりました。
その中で農家さんのコメントで「いくらでも言い値が通る状況」と言っていました。
これはまた懐かしい表現。
バブル期の不動産オーナーがよく言っていました。
今の米の状況はバブルに近いのではないかな。
はたしてうどんの倍以上の価格が続くのかどうか。
JAの会長が今の米の価格は高くないと発言したそうです。
これは供給側である生産者からの見方。
価格は需要と供給のバランスで決まるので、需要側の消費者がどう行動するかで変わります。
もし、米の代替財のうどんやパスタに流れるなら米の需要は減るので価格は下がります。
代わりならパンやイモ類もありますね。
逆にうどんやパンでは得られない効用が米にあるのなら需要はそれほど減りません。
今後の米の価格については消費者がどう行動するかにかかってくるのではないかな。
いきなり米の食事をなくすのは難しくても、週のうち2日はうどんとパンにすればそれだけ米の需要が減る。
みんなこうすれば必ず米の価格は下がります。
でもこれが本当にいいことなのかは別問題ですけどね。