おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

米の価格高騰にも一時対応と恒久対応があるはず

ITシステム(に限りませんが)で障害が起きると、まず優先すべきは障害復旧の処理(一時対応)。
それから原因を究明してその原因を取り除いて再発防止の処理(恒久対応)を行います。

最近の政治のニュースを見ていると、米の価格の高騰について政府の対応が似たような感じ。
現在の米の価格を下げるのが一時対応。
これは備蓄米でなんとかしようとしています。
でも備蓄米はいつまでもあるわけではないので、今年の秋以降も高騰しないようにするのが恒久対応。

ただ、石破さんにしろ新任の小泉さんにしろ、一時対応のことを言っているのか恒久対応のことを言っているのかはっきりしない。

党首討論で5キロ当たりの価格について3000円台と言ったはいいけど、今年だけなのか今後もずっとなのかがわからない。

 

news.yahoo.co.jp

 

わざとかどうかわからないけど、質問した玉木さんも突っ込んでいない。
これだと一瞬でも条件をクリアすれば達成したと言えてしまう。
まあ、選挙もあるし夏までは無理やり安くするでしょうけど。


でも今年の収穫分は文字通りの青田買いが横行しているわけで、去年より安くなるとは思えない。
これの対策はどうするんだろう。
そもそも放出した備蓄米を補充するとなると市場に出回る分が減ってしまう。
今年以上に高騰する可能性は低くないのではないかな。

また来年再来年、5年後10年後は。
これまでの農政を進めた結果が現在なのだから、原因究明とその対策を示してもらわないと。
これこそが恒久対応。


せっかく選挙があるのだから、どの政党でもいいから公約で示してくれないかな。
見透かされている消費税減税なんかよりよっぽど響くと思うけど。