1981年、大学の新入生だった私は初めて学食で定食を食べた時、ごはんのまずさに驚きました。
ごはんは全部同じだと思っていたので衝撃でした。
家に帰って母親に言うと、「うちはコシヒカリ買ってんだよ」と呆れられました。
ちょっと高いのを買っていたようで、味がわかっていなかったのかと残念だったことでしょう。
当時は国が値段を決めていた標準米というのがあって、学食はこの標準米を使っていたのか古米を使っていたのか、今となってはわかりませんが。
まだカップラーメンは市民権を得ておらず、いくら貧乏でも人前でたべるにははばかられた時代。
昼食はパンが中心でしたが、つきあいで学食に行った時はカレ ーライスに揚げ出し豆腐の組み合わせで4年間過ごしました。
カレーならなんとか食べられたからです。
TVのミヤネ屋で、MCの宮根さんが古古古米について「カレーライスならわからないでしょ」といってプチ炎上したようです。
その通りだと思うけど。
私の場合は「カレーなら」大丈夫のレベルではなくて「カレーじゃないとダメ」なものを食べてたので、精米技術が向上した今の古古古米くらいならたぶん大丈夫でしょう。
もっとも備蓄米を買うつもりはありませんが。
ところで今回の件でコイン精米機の存在を初めて知りました。
一応東京都内ですが、市内にはまだ畑が多くあるところ。
今まで意識していませんでしたが、街道沿いには結構ありました。
東京にはあまりないという話でしたが、そんなことはないかな。
今度玄米買って精米してみようかな。