MXTVの「5時に夢中!」を見ていたら最近の若い人の使う言葉の意味についてのクイズをやっていました。
そのなかで「ワンチャン」がこれまでと違っているとのこと。
飲み会に誘われた時、「ワンチャンあったら行く」という感じで使うそうです。
意味は「ほぼいかない」。
わからなくもないかなあ。
ほぼ絶望だけどチャンスは1回くらいはありそうという感じでこれまで使っていたから。
ただ、チャンスが来るか自分で決めるかの違いはありますが。
ちなみに、ツーチャンは50%、スリーチャンは100%行くとの意味だそうです。
これはちょっと理解不能ですが。
一つの言葉で人によって意味が違うようにとらえているのはよくある話し。
ワンチャンくらいなら大したことはありませんが、「抜擢」ならどうでしょう。
12日に行われるラグビー日本代表の出場メンバーに、フランスで活躍している選手が先発で出場します。
この選手は実力的には一番手。
記事本文にはありませんが、タイトルで「抜てき」と書かれました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1b93db6fc5cee357beb17302fc6b26e8efd510e3
この記事のヤフコメには実力No.1の選手に「抜てき」はおかしいという声がちらほら。
確かにこれまで評価が低かった人を取り立てるようなときに使うイメージ。
そこで「抜擢」を辞書で調べてみました。
明鏡国語辞典では「多くの人の中から特に選びだしてある役につけること」
広辞苑では「多くの中から特にひき抜いて登用すること」とあります。
共通しているのは「特に」という言葉。
当然選ばれるべき選手にはちょっとそぐわない感じはします。
では何がいいのかというと、「起用」がいいかなと思いますが。
念のため調べてみると、
明鏡国語辞典では「うずもれていた人材を取り立てて用いること」
広辞苑では「ある役割に人を用いること」とあります。
辞書の間でかなり違いがありますね。
広辞苑に従うなら「起用」でもよさそうですが。
明鏡の辞書しか持っていなかったら文句もいいたくなるでしょうね。
こりゃ見出しを考える人も大変だ。
将来「ワンチャン」も辞書に載るかもしれませんが、意味は両方とも載るのかなあ。