THE BLUE HEARTSの「情熱の薔薇」。
このなかに「見てきた物や聞いた事 いままで覚えた全部 でたらめだったら面白い」という歌詞があります。
THE BLUE HEARTS 情熱の薔薇 歌詞 - 歌ネット
今回の参院選がまさにこれ。
減税を唱える野党勢力が大勝。
おそらくなんらかの減税措置がとられるでしょう。
その大義名分は物価高対策。
学生の頃に学んだ経済学では真逆です。
物価高は需要が多いか、供給が少なくなることでもたらされます。
減税は需要喚起のための政策。
これまで以上に需要が大きくなると、物価高はもっとひどくなります。
物価高対策には需要を減らすか供給を増やすしかありません。
みんなあれだけ苦しんだ米の価格について忘れたんでしょうか。
最近米価は下がってきましたが、備蓄米や輸入米が増えて米の供給量が増えてきたから。
また、あまりにも米が高くなって麺類などに嗜好が移り、需要が減ったからでしょう。
もし米価対策に国民全員にお米券を配ると小泉さんが言っていたら袋叩きにあったことでしょう。
お米券もらっても買う米がない。
もし買えても購買金額があがるのだから、その分価格もあがります。
このあたりは容易に想像できます。
減税にしろ、給付金にしろお米券と同じ性格だと思いますが。
選挙前から言われている減税の財源。
とてもあるようには見えないので国債の発行でしょうか。
実際参政党はそう言ってますね。

https://sanseito.jp/2020/hashira03/
借りたものは返さなければなりません。
それを「政府発行デジタル円で返済」するそうです。
よくわかりませんが、紙のお金とデジタル円とは何が違うんでしょうか。
金本位制とは違って同じ政府の信用のもとでの発行なのだから、単にインフレを招くだけだと思いますが。
これが機能しないと、単に10年後、20年後の国民に借金を押し付けることになります。
参政党の支持者は若い人が多いらしいけど、一番お金が必要な時期に増税に苦しむことがなければいいのですが。
とにかく今回の選挙はこれまでの私の「いままで覚えた全部」からすると理解に苦しむことばかり。
「でたらめ」だったら、これまで勉強していたことが何の役にも立たなかったことになるし、そうでなかったら日本の暗い未来しか見えません。
どちらにしてもいい結果ではなかった選挙になります。