おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

中大兄皇子が「なかのおおえのみこ」に変わっていたとはちょっとびっくり

朝ドラと違ってネットの評判が絶好調なのが大河ドラマの「鎌倉殿の13人」。
現在は鎌倉幕府成立前後のことを描いています。

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私が学校で鎌倉幕府成立と習ったのは1192年。
源頼朝征夷大将軍を受けたからというのがその理由。

現在では見直しが進んでいて、歴史の教科書では1185年になっているようです。
昔は、「イイクニ(1192)造ろう鎌倉幕府」でしたが、
「イイハコ(1185)造ろう鎌倉幕府」になっているんでしょうかね。


1185年に変わったのは日本全国に守護、荘園や公領へ地頭を設置するなどして、実質的に武士に権力が移ってきたからだそうです。
一夜開けたら武士の世の中になっていたわけではなく、徐々に世の中が変わってったので、幕府成立の根拠も変わっていったようです。
これからもいろんな歴史の見直しも進んでいくんでしょう。


ところで、現在日経の「私の履歴書」に連載しているのが漫画家の里中満智子氏。
彼女の代表作として「天上の虹」という作品を紹介していました。
主人公は持統天皇なのですが、父親は大化の改新中大兄皇子
私が中高生の時は「なかのおおえのおうじ」と呼んでいたはず。
ところが、私の履歴書のなかでルビが振られていて、「なかのおおえのみこ」となっていました。

わざわざルビを振っているので、呼び方が変わったんでしょうね。
結構衝撃でした。
そのうち、「なかのおおえのおうじ」では通じなくなる時が来るのかな。


年号の語呂合わせでもう一つだけ覚えているのが、
「鳴くよ(794)ウグイス平安京」。
さすがにこれは変わらないかな。