おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

地震の被害想定が自分に降りかかるとはなかなか思わないよなあ

東京都が首都直下地震の都内の被害想定を10年ぶりに見直したとニュースになっていました。

news.yahoo.co.jp

 

南海トラフ地震とか、何年か前にもこんな被害想定がでていましたが、バラバラ出すのではなくて想定される大地震をトータルで示した方がわかりやすくないかな。


それに今回は東京都が出した内容なので、東京都内の被害のみ。
神奈川・埼玉・千葉だって当然被害がでるのに、この数字だけが独り歩きしそう。
首都圏全体から東京に通勤通学で通っている人も大勢いるのだから、都民だけの問題ではないはず。
東京が音頭とって、関東全体でとりまとめるとかできないものでしょうかね。


でもこういうのって、なかなか自分事としてとらえることができないもの。
死者数6148人のうちに自分が入ると考える人はまずいません。
これを書いている私自身もそう。
自分の身の上にふりかかる災難と認識させるような仕組みがほしいところ。


今回の東京都の発表では地震発生後に何が起きるかもかなり詳しくまとめているけど、文字ばっかり。

www.bousai.metro.tokyo.lg.jp


ちょっとこれだと読む気はしないので、動画やイラストなど作ってくれないと。


それに、そもそもの前提知識が間違っている人も多そう。
タワマン住人の人が避難場所に行った時の心配していたけど、タワマンはもちろん、コンクリートの建物に住んでいる人は避難所にくる人数にはカウントされていません。
そんな人が避難所に行っても拒否されることはないだろうけど、備蓄されていた食料が予定より早く消化されることになります。
そんなことになっちゃうとねえ。


コロナも一段落してきた感じなので、地震対策の広報もしっかりやってほしいな。