おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

Brexit のつぎはMegxit

日本語教師の私にとって、イギリスという国は本当にありがたい存在です。学習者の人が多いのもありますが、レッスンで使えるネタを豊富に用意してくれますからね。

  

さんざん世界を振り回したEU離脱もようやく片が付き、Brexitもめだたく成就しました。
ところが、ふたたびイギリスが大騒ぎになっています。
エリザベス女王の孫、王位継承権者でもあるヘンリー王子が上級王族の地位から退くと発表したからです。
しばらくはこれで私は食いつなげられそうです。

ヘンリー王子と結婚したメーガン妃は、エリザベス女王と馬があわないようです。
おまけに自由勝手に行動していることから、裏で糸をひいているのはメーガン妃に違いないとはイギリスのマスコミ。
EU離脱Brexitに引っ掛けて王室離脱をMegxitという言葉を作っちゃいました。
メグジットと発音するんでしょうかね。
なんでもありのイギリスのマスコミ。素敵です。
本当に王室から離れるならまだしも、一応籍は置いていて、「面倒じゃない行事だけやりますよ、でも警備やら住む家とかはこれまで通りにしてね」とわがまま言いたい放題。
当然そんなお金は税金からでるわけで、納税者のイギリス国民はどう考えているんでしょうかね。
 
ヘンリー王子はラグビーワールドカップの決勝戦にもイングランドの応援に来日しました。
イングランドは敗れたものの、優勝した南アフリカは元はイギリスの植民地。
南アフリカのロッカールームに祝福を告げに訪れたのは日本でもニュースになりました。
大英帝国臣民の末裔であるデクラーク選手が、パンツ一丁で出迎えた写真は記憶にある人も多いでしょう。
こういうのを違和感なく受け止めるヘンリー王子は、やはり自由なひとなんでしょうね。
 
ところでイギリス王室はこういった王室離脱騒動がわりとよく起きています。
最近ではエリザベス女王の伯父のウインザー公。
元はエドワード8世というれっきとしたイギリス国王。
それが離婚歴のあるアメリカ人女性と結婚したくて王の座を捨てて、パリに引っ越してしまいました。
そのままおとなしくしてればいいものを、王位に戻る色気があったらしくそれをナチスにうまく利用されてしまいました。
 
今回のヘンリー王子の行動はウインザー公そっくり。エリザベス女王からするといやな過去を思い出させ、スムーズにはいかないみたいです。
日本人の私にはどんな結果になっても関係ありませんが、レッスンのネタとしてはいろいろ使い道があるので、不謹慎ながらもうしばらくは引っ張ってほしいなあ。
 
スポンサーリンク