残り一か月になった大河ドラマ「青天を衝け」。
これまでドラマを彩ってきた人物が次々と亡くなっています。
史実とはいえしょうがないのですが、ちょっと寂しくなります。
ドラマでは明治18年になっているので、渋沢栄一は40代半ばの年齢。
その割には20代の青年実業家のような感じ。
渋沢栄一だけではなくて、出演者みんな同じ。
もう老けメイクはしないんでしょうかね。
年齢を感じさせないから、誰と誰が親子なのかさっぱりわかりません。
初孫が生まれたシーンがありましたが、友達の家に仲良しグループのメンバーが集まったようにしかみえませんでした。
28日の放送の最後は、栄一の17歳の嫡男が白けた表情でタバコをくわえる不穏なシーンで終わりました。
史実では親子の確執などから廃嫡されるようですが、ドラマではどんな感じで描かれますか。
偉大な父親の息子というプレッシャーは、その立場でないとわかりませんからね。
噺家の林家三平もそうかもしれません。
父親は昭和の爆笑王の異名をとった、先代の林家三平。
そりゃ比べられます。
落語を演じているところを見たことがないのだけれど、笑点の受け答えを見る限り、名前負けと言われてもしょうがないかな。
それを覚悟で落語家の道を選んだんでしょうけど。
お兄さんの正蔵は寄席で何度かみたことがあるけど、人情ものの実力は相当なものです。
同じように自分なりのスタイルを確立すれば、先代の軛から逃れだせそうですが。
久しぶりに笑点見たら、「三平いなくなっちゃった!}とかにならないでほしいもの。