おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

「青天を衝け」の徳川慶喜とアフガニスタン大統領

日本は豪雨被害やコロナの話題がニュースで大きく取り上げられていますが、欧米メディアでのトップニュースはアフガン情勢。
政府軍はほとんど抵抗しなかったようですし、なによりトップの大統領が国を捨てて逃げてしまいました。
言いぐさがいいですね。「流血をさけるため」だそうです。

news.yahoo.co.jp

 
ガニ大統領が本当にそういったかどうかはわかりませんが、これを聞いて私が思い浮かんだのが鳥羽伏見の戦いの時の徳川慶喜
大阪城で徹底抗戦を行うかと思いきや、江戸に逃げてしまいました。
幕末ものでは、この慶喜の行動は大体非難の的になります。
どうしてそんな行動をとったかはいろんな説がありますが、その一つが内戦を避けたというもの。


現在放送中の「青天を衝け」。
15日の放送ではパリ滞在中の渋沢栄一らの日々を描いていました。
大政奉還やら戊辰戦争やらの、当時の日本の混乱ぶりは手紙で知るだけ。
ドラマでも慶喜がどのように考えて行動したかは示されませんでした。


「青天を衝け」はどちらかというと幕府側の視点に立っていますから、慶喜を悪玉や卑怯者に仕立てることはしないはず。
おそらく帰国した渋沢栄一を前にして、内戦になって国土が荒廃してしまえば清のように列強の餌食になってしまうのでそれを避けたとか言わせるのだと思います。


結果から見たらそうだけど幕府のバックにはフランスがいたし、海軍力では圧倒していたので幕府側が勝つ確率はかなりあったはず。
わざわざ負けにいく内戦回避説は、慶喜を悪く印象つけないための後付けでしょうね。
本当のところは慶喜本人しかわからないでしょうが。


ガニ大統領は国外に逃れる時に、多額の現金を持って逃げたと真偽不明の報道がありました。
慶喜はそこまでひどくはないと思いますけどね。