おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

どうしてもっと農業に目をむけないんだろう

土曜日朝のNHKニュースで、宮崎県の延岡で作られたウイスキーについて放送していました。
これですかね。

 

 

佐藤焼酎のウイスキー「延岡」が県内販売開始 地元の自然に感謝し名付け - 日向経済新聞

 

ウイスキーは寒い地方で作るものだと思っていたので、延岡とは少々意外。
それもそのはず、焼酎の設備を使っての醸造だそうです。

 

朝ドラの「マッサン」では、スコッチウイスキーにどれだけ近づけるかで奮闘する姿を描いていました。
原料も製造用の施設も、工場の環境もすべてスコットランドをお手本。
劇中で中途半端な国産ウイスキーを発売して自己嫌悪に陥っていたくらい。
そのマッサンがこれを知ったらどんな顔をしますか。

 

ただ、大正時代と違って今の日本のウイスキーは世界最高レベル。
目標とするべき国産ウイスキーはすでにあります。
それがわかった上で、これまで培ってきた焼酎の技術で勝負する。
こういうニュースを見るとうれしくなります。

 

元々は焼酎を買い付けにきたアメリカのバイヤーから勧められたのがキッカケとのこと。
焼酎の味がわかったうえでの外国からのアドバイスですから、海外に出ても成功の可能性は高そう。
羽田や成田の免税店に並ぶ日も近いかもしれません。

 

ちょうどNHKラジオの英語講座の番組の「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」の19日の放送は、鹿児島県の焼酎蔵の紹介。

 

聴き逃し | NHKラジオ らじる★らじる


フレーバー焼酎という、果物のような香りがする焼酎があるんですね。
原料は他の焼酎と同じで、製造方法に工夫があるそうです。
日本の製造業は景気のいい話はあまりありませんが、農業関係は元気いっぱいですね。
農業は種子はもちろん、農作業用の機械など周辺産業への波及も結構ありそう。


骨太の方針なるものには、あまり農業の項目が見当たらないのが残念。
過疎化が進むと農地に適した土地が増えるかもしれないし、農業は成長産業になりうると思うんですけどね。