世の中に投資詐欺のネタは尽きないようで、農産物をクレジットカード決済で購入すると利息がついて返金されるという、なんだかよくわからない詐欺が摘発されました。
農産物というのがちょっと目新しいのかな。
これが貴金属とか仮想通貨とかなら、多少は用心するのかもしれないけど。
この手の詐欺の常套手段として、購入直後は配当金を支払って安心させるというのがあります。
西山ファームの事件もそうだったようです。
投資詐欺は過去にいくらでも例がありますが、私の記憶に残っているもので一番衝撃的だったのが、1980年代半ばにあった豊田商事事件。
金取引で金を購入せず、出資者には預かり証だけを渡すというペーパー商法。
非難を浴びていた永野会長が報道陣の前で殺されるという事件まで起きました。
血まみれの永野会長の姿がTVで放送され、仰天したものです。
豊田商事事件を教訓にクーリングオフ制度が取り入れられるなど、消費者保護の制度はできていますが、それでもどんどん起きているのはご存じの通り。
和牛預託商法とか、緑のオーナー制度とか。
緑のオーナー制度は詐欺とは言えないものの、国が募集して元本割れ起こしていますからね。
農業林業と来ているから、次は漁業かな。
マグロ漁商法とか、そのうちでてくるかも。
うますぎる話には裏があるとはよく言われます。
ご用心ご用心。