2月とは思えない陽気がつづいていますが、今週末は関東でも雪予報。
三寒四温という言葉がぴったりな季節です。
今年は三寒四温というより、二寒五温くらいですが。
中級の日本語レッスンでは日本の気候を表す言葉をよく紹介します。
三寒四温を紹介したところ、素朴な質問を受けました。
「どうして三寒四暖と言わないのか?」
たしかに。
一般に「寒い」の反対は「暖かい」であって、「温かい」ではありません。
「温かい」は「冷たい」の反対ですからね。
三寒四暖の方がふさわしいかも。
これは久しぶりの難問。
宿題にしてもらいました。
ところが調べてもなかなかでてきません。
ダメ元でChatGPTに聞いてみると、以下の返答が。
要は、温は暖よりも意味が広く天候や季節の感じ方を含むのだそうです。
だから三寒四温には単に気温だけではなく、春に向かって快適な季節に向かう意味が含まれているらしいですね。
ChatGPTは平気で嘘をつくことが多いけど、これは納得。
十分学習者さんに説明できます。
同じ生成AIでもCopilotは三寒四温の説明を適当にアレンジしただけ。
何が違うのだろう。
今回はたまたまChatGPTがヒットしただけかもしれないけど、何年か先はChatGPT独走状態になっているかもしれないな。