朝ドラの「虎に翼」。
今週は怒涛の展開。
これまで大学の女子部で高等試験を目指していた仲間が次々と脱落。
その中の一人に朝鮮半島から日本に渡ってきた崔香淑も。
朝鮮半島に帰ることになり、おそらくこれで出番は終了のようす。
香淑を演じたのは、韓国出身の女優のハ・ヨンスさん。
よかったですねえ。
とにかく発音がすばらしい。
これまで何人も韓国人の日本語学習者に教えてきましたが、彼女ほど発音にくせがない人にあったことがありません。
かなりの上級者でも、韓国語の影響が出てきます。
ハ・ヨンスさんはまったく感じさせませんでした。
もちろん普通の会話と違う演技だけのセリフだし、何度も練習して発音指導も受けたはずだけれど。
それでも外国語で話しながら演技をしなければならないのだから、想像するだけでも大変なはず。
ましてや、日韓の演出上での間のとり方とか違うでしょう。
これらすべて克服して、日本の俳優さんとまったく遜色のない演技。
すばらしいというほかありません。
日本語教師の端くれとしては、どんな風に発音を練習したのか気になります。
いつか「あさイチ」にでもでて語ってくれないかな。
ぜひ参考にさせていただきます。