横浜の交通システムの「シーサイドライン」が逆走して、ケガ人が多数でているそうです。
電車はちょっと急停車しただけで身体が持っていかれますから、逆走したとなると車内の人たちの受けた衝撃は結構なものだったでしょう。
右に行くものだと思っていたら突然左に行くのですから、頭が状況を理解するまでパニックになったと思います。
ケガが軽ければいいのですが。
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このシーサイドライン、横浜方面にはほとんど行かないので今回その存在を初めて知りましたが、無人運転のシステムのようです。
ゆりかもめと同じですね。
人が運転しないのでヒューマンエラーはないでしょうが、システムで何かトラブルでもあったのでしょう。
これは徹底的に原因究明をしてもらわないと、怖くて乗れないですね。
人なら逆走すればすぐわかりますが、システムではわかりません。
無人運転なら、どこかに管制センターのようなものがあるはずですが、逆走した時点で異常事態を検知し、緊急停止させないと意味がありません。
衝突してはじめて止まったので、正常のままだったのではないでしょうか。
これはバグとかいうレベルではなく、最も重視すべき安全性が確保できていなかったのですから、交通システム全体に欠陥があるといえそうです。
私は、これでも昔はIT技術者でしたからフェールセーフという言葉は知っています。
フェールセーフとは、何かの障害や操作ミスが起きても、安全な状態に制御することを言います。
これは設計時に盛り込んでおくべきもので、原発などをイメージするとわかりやすいと思います。
なにか事故が起きても、二重三重で障害の広がりを防ぐ仕組みです。福島では想定外とやらで、機能しませんでしたけどね。
今回のは交通システムとして絶対に起こしてはいけない逆走を引き起こしたので、フェールセーフも何もあったものではありません。
メンテナンスの予算すらない中南米あたりの独裁国家ならともかく、技術大国を自認する日本でおきたこと。
これでは自動車の自動運転など100年早いと言われそうです。
同じく無人運転のゆりかもめはオリンピック時には大活躍するはずです。
ゆりかもめでも起きないか、しっかり安全性を検証しておいてほしいですね。
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