おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

エンタメ業界はハイリスクハイリターンの世界だと思います

「売れない役者」というのは若い俳優さんの代名詞。
昔懐かしい蒲田行進曲でいうと、大部屋俳優でしょうか。
もちろんオーディションなどを勝ち抜き、最初から主役を務める人もいるでしょうが、ごくごく一握りでしょう。
TVでも映画でも大部屋俳優の登場シーンはごく一瞬。これでは出演料だけで食べていくことはできません。

 

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演技自体は小学校の学芸会でもやるのですから、誰にでもできること。
だからこそ、演じ方が人よりよほど優れていないとプロにはなれません。
誰もセリフ棒読みの演技などみたくありませんからね。

これは歌手やお笑いなどのエンタメ業界ではみな同じ。
カラオケでプロ並みに歌がうまい人はいくらでもいますが、そんな人を上回る何かをもっていないと、プロの歌手としてやっていけません。
昔のアイドル歌手でひどい歌唱力の人がたくさんいましたが、かわいいとかかっこいいとか、歌唱力以外の強力な武器を持っていたから、芸能界で生きていけたのでしょう。
その武器がなくなってしまえば立ち位置はなくなってしまいます。

当然お笑いも。
学校で面白いことを言って笑わせる人はどのクラスにもいたものです。
そんな人たちの、さらに選りすぐられた人たちがお笑い芸人になります。
そのあとのさらに過酷な競争を勝ち抜いて、はじめてTVにも出られるし、劇場でトリも務められるのでしょう。
また、後から才能のある後輩もどんどん出てきます。彼らにも勝ち続けなければなりません。
逆に時代から取り残されてしまうと、あっという間に転落です。
長年にわたって人気がある人たちは高収入が得られて当然です。普通の人にはない能力をもっており、人一倍努力も続けているのですから。
まさにハイリスクハイリターンの世界。

一般の人はそういう厳しい業界だと知っているから、トップの人に称賛を送るし、なけなしのお金を使って彼らを応援するのです。
そのトップの座を虎視眈々と狙い努力を重ねる人たちがいるから競争原理が働き、より面白くなっていくのだと思います。

いまや国民的行事となっているM-1グランプリ。8月から1回戦が始まるようです。
決勝までたどり着くのはほんのわずかなコンビだけです。
それでも最終決戦以外は全然面白くないこともあります。
お笑い芸人は人を笑わせるプロ。逆に言えば面白くなければ存在価値はありません。
ところが、この記事にあるように、待遇改善の声があがっているようです。

headlines.yahoo.co.jp

これって、完全にサラリーマンの発想です。
私も個人事業の日本語教師ですから芸人さんたちと同じような立場です。
気持ちはわかりますが、まずは自分の芸を磨くのが先でしょう。
売れてはじめて言えることもあるはずです。
面白くない芸をみせて金寄越せとは図々しすぎます。
出演料を払うのは吉本興業などの事務所でしょうが、元々は劇場にくる観客が払ったお金です。
面白くない芸人が増えて観客が減ってしまえば、最低賃金も何もないと思いますが。

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