おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

一流のスポーツ選手は頭もいい

日曜日の朝5:20からNHKで演芸図鑑という番組が放送されています。
桂文枝林家正蔵といった大御所の噺家が月変わりでMCを担当。
前半が漫才やマジックなどの色物の芸人さんで、後半が落語。
それぞれ10分くらいのネタですが、長さ的にはちょうどいい感じ。

 

また、ネタの後はMCとゲストが徹子の部屋のような対談を行います。
30日の放送では江川卓プロ野球選手が出演していました。

 

いやあ、面白かったですねえ。
江川さんの解説はよく間違うことで有名だそうです。
普通の解説者は結果から説明するらしいです。
例えばホームランを打たれた時、なぜ打たれたか・どうして打てたかを解説します。
ところが、江川さんはここで投げるべき球を言うことにしているそうです。
当然間違うことが多く、そこが他の解説者との差別化を図れているとのこと。

 

考えていることが普通の人とは違うんでしょうね。
入団の経緯から新人時代からフル稼働するのが普通でしょうが、そんなことはおかまいなし。
9勝→16勝→20勝と徐々に勝ち星を伸ばしていきました。
わざと手を抜いていたとしか思えません。
へたに新人時代にいい成績を残すより、こうすれば年棒が上がっていきますからね。
つかこうへいさんだったと思いますがこの成績を見て、プロに徹していると絶賛していました。

 

また、100球前後で交代することでも有名。
マスコミから100球肩とか言われてました。
当時は先発完投が普通の時代。
ファンからすればもっと投げてくれよとおもっていたことでしょう。
ただ、2023年現在では100球で交代するのが普通。
40年先取りしていたとも言えますが。

「腕も折れよ」なんていう考えはナンセンス。
自分という商品をいかに長持ちさせるかを第一に考えていたのでしょう。

周りに惑わされず自分を貫いたという点では、人の生き方としては有りでしょうね。
やっぱり頭がよかったのでしょう。


NHKプラスで5月6日まで見られますから、興味のある方はどうぞ。

www.nhk.jp


後編は5月7日に放送されます。