最後の「さよならの向こう側」を歌い終わって、ステージにマイクを置いて去っていくシーンをフルに見たのは初めて。
いまでもカラオケで途中で帰る奴が真似することがありますね。
デビューが1973年で引退したのが1980年ですから、7年ちょっとの活動期間。
ただ、年齢が14歳から21歳までの期間。
引退コンサートの時は22歳にもなっていなかったのがいまとなっては驚きです。
彼女は私より4歳年上ですから、大人の印象を持っていたのですが世間的には小娘扱いされる年齢。
「プレイバックPart2」とか「絶体絶命」とか歌っていたときはまだ10代。
それがなんの違和感も感じさせなかったのがすごいところです。
気の強い女性から母親思いの娘まで、とにかく歌の世界を自分のものとして表現できる才能は稀有のもの。
そこには歌っていた時の年齢とかは関係ありません。
当時中高生だった私には、この偉大さはわからなかったですねえ。
何人かいる人気歌手の一人くらいの認識でした。
同じ時代を生きていたのですが。
いま思えばなんともったいないことしていたのかと後悔します。
最近の若い人たちにとっての山口百恵的な存在は誰なんだろう。
安室奈美恵さんあたりが候補でしょうか。
あとは迫力のある歌が印象的なAdoさんなんかどうでしょう。
正体不明の高校生らしいですが、これからバラードの名曲とか作れば伝説になれるかもしれません。
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