おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

コンビニオーナーの経営センスがこれから問われていくんだろうな

とあるコンビニに入って、ふと雑誌売り場に目をやると、
「立ち読みした本は買ってもらいます」
という表示があって、目が点になりました。
さすがに初めて見ましたね。

 

まあ、本は読んでもらう商品なので、立ち読みするということは食べ物の商品ををただで食べるのと同じといえば同じですが。

コロナ対策かなと思いましたが、仮に本にウイルスがついていても、手を洗えば大丈夫。
単に立ち読みをさせないためには、他の店でやっているように封をしたり、ゴムバンドで縛っておけば済む話です。

それなのに、見方によっては客にケンカを売っているような物言い。
理解に苦しみます。
何か立ち読み客と店とでトラブルがあったのかもしれません。
別に雑誌を買いに入ったわけではありませんが、なんとなく釈然としないのでそのまま店を出ました。

 

コロナ前までは、オフィスの昼食も支えていたコンビニ。テレワークが増えてからは客数が激減、コンビニ業界の苦戦が伝わってきます。

 

www.data-max.co.jp

 

ただ、巣ごもり消費は伸びていて、住宅街のコンビニは売上が伸びているようです。
コンビニ店舗のほとんどはフランチャイズ
同じチェーンであっても、住宅街の店がオフィス街の店を助ける義理はありません。
表示を掲げたお店は住宅街の中ですから、好調組なのでしょう。
少し調子に乗ったか、というと言い過ぎかもしれませんが。

 

コンビニ店長の激務はよく知られているところです。
コンビニ本部も批判を受けて、これまでの縛りを緩くしていくようです。

 

www.jiji.com

 

コンビニ店舗は、本部から定期的に社員がやってきていろいろ指導を受けていますが、これが干渉しすぎという批判がままありました。
これからはオーナーの裁量が大きくなっていくのでしょうね。
同じチェーンならどの店も同じだったのが、個性を出してくる店が増えるのならそれなりに面白くなりますが。

 

もしこれまで通り本部の力が強かったら、立ち読みの表示が認められていたかなあと思ってしまいます。
今後はオーナーの経営の腕の見せ所かもしれませんが、残念ながら私はあの店にはたぶん足を運ぶことはないので、顛末がどうなるかはわかりません。

 

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