もうすぐ参院選。
東京では6人の定員ですが、候補者ポスターの掲示板は39人分確保されています。
6人中4人は鉄板らしく、残り2名を有力候補者数名で競い合っているという構図。
何人立候補するのかわかりませんが、30人としても20人は全くの圏外。
参議院の選挙区の供託金は300万円。
有効投票総数÷議員定数×1／8未満の得票数だと供託金は没収されます。
立候補者の半分以上が没収されるのに立候補するのは、間違いなく政見放送狙い。
基本的にそのまま放送されますから放送局の編集もなし。
目立つには格好の題材です。
これで話題をさらって自分のYoutubeチャンネルに誘導しようという算段。
一定数の人が見るでしょうから、ビジネスモデルとして成り立っていますね。
かといって、既存政党がいいかというと。
どの党も耳ざわりのいい公約ばかり。
防衛費増額とか、インフレ手当で10万円とか景気のいい話が並んでいます。
本当にできるのなら結構な話だけど、何かするにはお金が要るのは子供でも知っていること。
ところがどの党も財源について触れていません。
国債発行か増税しかないのですが。
どうやって財源を確保するのか、公約とペアで示さないと無責任そのもの。
防衛費なんかは基となる数字はわかっているのだから、財源をどうするか示すのは簡単なはず。
もし増税を言い出す政党があったら、正直者として私なら一票いれますけどね。
