日経平均株価が史上最高値を更新。
これでようやく失われた何年とかを耳にしなくなるかな。
生活に実感がないのはその通りだけど、まずはなによりです。
でもよく考えてみると、バブルとは中身がないから弾けたわけで、バブル期の数字を基準にするのはどうなんだろうか。
数字だけなら34年ぶりかもしれないけど、実力以上に嵩上げされていた数字ならそもそも目標にならないのではないかな。
バブル景気のスタートと言われるのが1985年9月のプラザ合意。
比較するならこの時点でしょう。
1985年9月現在の日経平均は12600円前後。
そこから約3倍ならそんなものではないかな。
株価なんて上がったり下がったりしながら推移していくもの。
だから1986年から1991年くらいまではちょっと跳ね上がって、そのあとちょっと調整期間が長かったと思えばこんなもんでしょ。
基本的にはこの10年、上り基調だし。
とにかくこれでバブルの幻影がなくなるのがいい。
妙な天井感がなくなって、株を買う人も余計な神経を使わなくてもすむでしょう。
まあ、でも構成企業が入れ替わっているので、そもそもの比較の意味があまりないんですけどね。