おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

これがiDeCo(ドルコスト平均法)の弱点ですね

新型コロナは世界中で感染者が増えつづけ、それに伴って株式市場も大暴落です。
金曜日はNY市場が爆上げしたみたいで、週明けの東京はどうなりますかね。
iDeCoをやっている私でも他人事ではありません。

 

 
今回の暴落はリーマンショック以来の規模。
ざっと12年ぶりの出来事ということになります。
もし、昨年に起きていたら「リーマンショック級の出来事がない限り」という注釈がついていた消費税の増税がなかったでしょうね。
消費税を増税して数か月で発生したので、日本経済にとってはなんともよろしくないタイミング。
 
12年ぶりということは、新卒の新入社員で入ってきた人が管理職になるくらいの期間。
初めて経験する大暴落という証券会社の人も多いはずです。
ニュースで、証券会社のコールセンターの電話が鳴りっぱなしというのをやっていました。
うまくさばけたのかな。
対応マニュアルのようなものはあるでしょうが、なにぶん多くの人が未経験な状況です。
コールセンターのマネジメントの人も一緒にうろたえていなければいいのですが。
 
投資家の方もアベノミクスから株を始めた人などは、ほとんど上昇相場しか知らないわけで、心構えができていないとちょっとつらいでしょうね。
できることは3つしかなく、損切りして売るか、安くなったと買い集めるか、そのまま何もしないかのどれか。
それぞれの懐具合と個人の事情によって決めることになります。
 
この状況で、証券会社が必ず言い出すのが、ドルコスト平均法による積み立て投資の勧誘。
つまり定期的に一定金額を買い続けること。
時々相場が下がっても、その分多く買えるので株価が上昇すると利益が増えるというもの。
リーマンショックをはさんでも十分プラスになっていますから、投資の仕方としては間違いではないでしょうね。
 
ただ、ドルコスト平均法が有効なのは、時間を味方にできる人だけです。
長期間買うことでリスクを分散できますからね。
もし2020年3月末に積み立て投資をやめると決まっている人にとってみれば、ただの悪夢です。
こつこつと高値で買ってきた分が一気にマイナスに転落です。
ドルコスト平均法は、万能ではないのです。
 
年金2000万円不足問題で、iDeCoがブームになりました。
iDeCoドルコスト平均法そのものです。
私もそうですが、そろそろゴールが見えている人は預けっぱなしではなくて、しっかりしたリスク管理が必要になりますね。
 
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