私が料理教室に通ったのは、2007年のことですから今から10年以上前です。
当時、母は存命でしたが年々体が弱ってきており、将来自分が料理することになるからでした。
幸か不幸か、母は寝たきりになることなく亡くなったので、料理は自分のためだけに行っています。
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さて、私が通った料理教室のクラスはベターホームの男性初心者専門のクラスでした。
年齢層はけっこうバラバラで、20代と60代くらいの人が多かった記憶があります。
おそらくこれから結婚する人と、定年を迎えて奥さんに邪魔者扱いされないように料理を学ぶような人たちだっとと思います。
当時40代だった私と同年代の人は家庭内の役割分担がある程度かたまっているからでしょうか、あまりいませんでしたね。
クラスは月1回。三角巾とエプロンを持参します。1グループ4人だったと思います。
レシピを渡され、先生がレシピをもとに実際に作ってみせてくれます。
あとはグループにわかれ、役割分担をしつつ作っていきます。
実際にどんな料理を作ったかというと、ある月では
・豚肉のしょうが焼き
・炊き込みご飯
・かきたま汁
というメニューでした。
私もそうでしたが、まったくキッチンに立ったことがないという人も多く、本当に最初から文字とおりに手取り足取り教えてくれます。
まずは調味料の量り方。
大さじ・小さじはそれぞれ計量スプーンで、カップは計量カップで量ります。
いろんな種類のものが100均でも売っているので今となっては笑い話ですが、教わるまでは本当に知りませんでした。ティースプーンや、カレーライスを食べるスプーンなんかを使うものだと思っていましたから。
カップも同じです。
レストランで提供される水用のコップではありません。
大さじは15ml、小さじは5ml、カップは200mlと決まっているのです。そのための計量スプーンであり計量カップなんですね。
次に実際の量。
例えば大さじ1杯半であれば、どのように量るかを習います。
まず大さじ1を作ります。
小麦粉ならば山盛り程度にすくい、スプーンのふちにそって別のスプーンの柄などで水平にきって山盛り部分を落とします。
これが大さじ1。
しょうゆやお酒などの液体調味料は表面張力になるちょっと前くらいの量ですね。
次に二分の一の部分。
大さじ1を作ったあとで、中の調味料をざっくり半分にわけ、そのうちの一方を落とします
四分の一なら、さらにその半分になります。
これは液体調味料も同じですね。
もちろん知っている人はいるのですが、知らない人もまた多いもの。私もその一人ですが、一番最初にこれを聞いたときに、大げさに言えば感動しましたね。
初心者のうちは目分量ではなく、しっかり量りましょうという先生の言葉も身に染みたのを覚えています。
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