おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

嗚呼 東京ウォーカー

東京ウォーカー。創刊したのはバブルのころだったでしょうか。
東京の情報を紹介する雑誌としては当時はぴあが断トツの存在で、ぴあと同じようなコンセプトのシティ・ロードという雑誌もありました。

 

 

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まだインターネットが世の中に浸透する前、コンサートなどの情報は雑誌に頼るしかありませんでした。その情報量が圧倒的だったのがぴあでした。
ただ、このぴあ、情報だけの雑誌といってもよく、記事はお世辞にも楽しいものではありませんでした。

そこで情報に記事をプラスして読めるようにしたのが東京ウォーカーでした。
紙の質もぴあとは比べ物にならず、たちまち人気の雑誌になったものです。
世はバブルの時代。どれだけ豪華に遊ぶか、日本中が競うようでしたね。
彼氏彼女がいないと、ほとんど犯罪者扱い。
必死になってみつけても、どうやってデートすればいいかわかりません。
そんなカップルのバイブルになったのが東京ウォーカーです。
ドライブデートやクリスマスの過ごし方など、レクチャーしてくれました。
今思えば、店とのタイアップも多々あったと思いますが。

そんな東京ウォーカーもインターネットの普及とともに部数を落としたのでしょうか、週刊から月刊に移行、対象とする読者もおひとりさまになったというわけですね。

2018年12月号を買って読んでみましたがどうでしょうか、ほとんど別の雑誌のようです。
リニューアルして2冊目ということもあるのでしょうが、なんかバラバラ感がすごいです。
記事のひとつひとつは面白いんですよ。
部屋の片づけ方とか、簡単につくれる焼きそばとか。
役に立つ記事は満載といってもいいでしょう。

でもねぇ。なんかちがうんですよね。
昔のイメージでみてしまうからでしょうか、細かい記事てんこ盛りの東京ウォーカーはあまり魅力は感じませんね。
その気になればネットでわかるような情報が多いです。むしろ、ネットで集めた資料をまとめて1冊にしているかのよう。
せっかくお金をだして紙媒体を買うのですから、もう少し東京ウォーカーならではの記事が読みたいものです。
なんだか、TV欄のないTVBrosを読んでいるような気分になりました。
おひとりさまをターゲットにしているのであれば、ひとり暮らしを楽しくするような工夫の記事を数本に絞って特集したほうがいいように思いますが。

ただ、一つ言えるのは昔のデート文化を伝える雑誌が消えたこと。バブルを知る世代の一人としては寂しいですね。

 

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