年末年始のTV番組を特集した雑誌が発売される時期になりました。
私たちの年代だと、日本レコード大賞→紅白歌合戦→新春かくし芸大会
というのが人気のTV番組でした。
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かくし芸大会はいつのまにかなくなり、レコード大賞も日にちをずらしてようやく生き残っている状況。
健在なのは紅白歌合戦のみです。
とはいえ、「なりふりかまわず」という表現がピッタリな最近の状況です。
ところで、日本レコード大賞、名前を変える必要はないと思いますが、レコードという物自体をみたことのない人が日本人の半分近くになっているのではないでしょうか。
A面B面という言葉の意味すらわからないかもしれませんね。
なにせCDが発売されたのが80年代はじめですから、40年近く経っています。
そのCDもネット配信に追いやられていてCD屋さんも閉店を余儀なくされています。
ブックオフなどをのぞいてみると、まだCDの販売スペースは結構あるので、すぐになくなることはないでしょうが、レコードは難しいでしょうね。
そんな絶滅危惧種のレコードを名前に戴いた日本レコード大賞。
サイトをのぞいてみました。
自分を基準にしてはいけませんが、今年の候補曲は見事に知らない歌ばかり。
歌手の人も半分以上知りません。
もしかすると、歌を聞けばわかるかもしれませんが。
ところで、「大賞」はどうやって決めるのか、このサイトには書かれていません。
一番客観的な指標である、どれだけ売れた(ダウンロードされた)かだけで決まるとは思えません。
事務所の力関係もあるでしょうし。
一応ウィキペディアには記述がありますが、それが正しいかどうかはわかりません。
それにしても、これだけ音楽の発表機会が多くなると候補曲を決めるのも一苦労でしょうね。
日本人の誰もが知る歌が出てくるのは難しい時代ですから。
また、中にはYouTubeだけで活動している人もいるでしょうから、そんなところまでカバーするのは難しいというより無理でしょう。
まあ、審査員の人も日本のエンタメ業界のプロですから、余計な心配かもしれません。
上記のサイトには過去の受賞曲が掲載されています。
困ったことに、2000年の「TSUNAMI」を最後に私が知っている曲はありません。
昔はベストテン番組がたくさんありましたので、耳にする機会もありましたが、今の若い人たちはどうやって音楽の情報を手にいれてるんでしょうね。
そんな状況の中で迎える日本レコード大賞。
どの曲が大賞をとるでしょうか?
でもほとんど話題になりません。
ちょっと前はM-1で大騒ぎしていたのに。
今や、漫才の方がその年の代表曲より関心が高い時代になったんですね。
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