外食産業やコンビニで、従業員による不適切な行為が数多く動画サイトにアップされていると報道がありました。
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8対2の法則ではないですが、どこの組織にもこういうおかしな行為を行う人間はいるもので、ひとの口に入るものということでより深刻にとらえられているのでしょう。
記事でくら寿司は法的検討に入ったとのことですが、残念ながら数は減ってもゼロになることはないでしょう。
一定数、自傷行為を繰り返す人がいるように、従業員の組織への自傷行為と言えるからです。
ましてや現在はブラック企業だのパワハラだの、従業員に自己弁護しやすい環境になっています。
社会への告発などという動機であれば、いくら厳罰を用意してもなくならないでしょうね。
完全に防ぐことが無理なら、発生した時にいかにダメージを抑えられるか、この点が勝負になりそうです。
さて、下が下なら上も上ということでこんな記事もありました。
内容はタイトルの通りですが、この中で三越岡田事件というものが取り上げられています。
1982年に当時の三越の岡田社長が会社の金を愛人と私物化したものというものです。
この時大学の2年だった私は三越には就職しないと決めたのを覚えています。
まあ、当時はそれなりの人気企業だったので向こうからお断りだったでしょうけど。
今はなくなってしまいましたが、三越は日本人観光客向けに海外で店舗を展開していました。
海外店舗は高島屋などもありましたが、現地のテパートの内部に間借りしていました。
三越はビルの複数のフロアを借りてまさに日本の店舗そのものでした。
卒業旅行でヨーロッパに行きましたが、ネットなどない時代。
三越に行くと日本語で話せるわ、日本の新聞も読めるわで、まさにオアシスでした。
そんな中、パリだったかロンドンのお店だったか、あるお嬢様っぽい人が店にあらわれると、店長らしき人がでてきて平身低頭。
何事かと思ってみていると、なになに役員にはお世話になっていますとばかりにゴマすりをはじめました。
他の客がいる前でやるなよ、と思いましたね。
岡田事件の記憶がまだ生々しい頃なのに、変わってないんだなあと感じました。
会社の私物化は日産のゴーンさんが現在進行中。
役人による忖度という言葉が流行語になったのはつい最近。
人間の行為がいかに同じことを繰り返すか、これらの例をみるとなくなることはないでしょうね。
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