おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

日本のビジネス習慣 外国人にはどうみえているのでしょうか

外国語を最初に勉強するとき、現在は挨拶から始めるのが普通です。
コミュニカティブアプローチといって、文法学習よりコミュケーション能力の向上を重視する考え方です。

 

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中学校(今は小学校?)ではじめて英語を勉強するときも、同様な教科書の構成になっているはずです。
昔は
This is a pen.
I am a boy.
She is a girl.
とかの内容でしたが、コミュニケーションには役に立たないということで大幅に変わっているはずです。
はずです、というのは子供のいない私には確認できないからですが、現在の外国語習得理論の主流の考え方からはこうなっていなければなりません。

これはビジネスで使う日本語学習も同じです。
外国人にビジネス日本語を教える時、だいたい最初にやるのが名刺交換のやり方です。
外国では初対面で握手をするのが普通ですが、日本ではまずやりません。
ましてや、ハグなどありえません。
その代わりに名刺交換があります。
日本の名刺交換にはいろいろ意味があるのはご存じの通りですが、まず名刺交換を通して日本人のビジネス感を伝えていきます。
当然、外国人には不思議な光景として目に映るようです。
それを書いた記事がこちら。

www.msn.com

この記事には外国人と思われる筆者の感じたことが書かれています。
ビジネス日本語を教えている立場からすると、「まずは覚えて、意味を考えるのはそのあと」という感じで進めますから、学習者の気持ちを聞くことはあまりありません。
学習者の方も日本の習慣はこうなんだなという理解で、それ以上はあまり考えません。
そういった意味では、日本文化をリスペクトしてくれていると言えなくもありません。
TVドラマで見かける、自分の国の文化 > 日本の文化 といった振る舞いは、少なくとも私の経験ではフィクションそのものですね。
もっとも、そんな考えの人は日本語を勉強することはないので、私が会う機会がないだけかもしれませんが。

これから外国人がどんどん職場に入ってきます。
みなさんの職場の習慣はどうしてそうなっているか、彼らに説明できますか?
チコちゃんにも叱られないように、一度見直してみることをおすすめします。

 

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