ラグビーのワールドカップから東京オリンピック・パラリンピックと、今年から来年にかけて日本ではスポーツのビッグイベントが相次いで行われます。
これらの運営に協力するボランティアの方々の研修も進んでいることでしょう。
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こういった大会に来る観客の目的は観戦ですから、自分の見たいやりたいことがわかればよく、日本人と交流したいと思っている人は多くないでしょう。
したがって、ボランティアとして一番要求されるのは語学力になります。
英語はもちろん、フランス語なども研修テーマに入っていると思われます。
もっとも、最初から語学堪能が応募条件だったかもしれませんが。
でも、日本に住んでいる外国人はそうではありません。
外国に住むということは、自国とは違った言語・習慣の中で過ごすことになります。
誰もトラブルに遭いたくはないですから、色々助けてくれる日本人の知り合いがほしいと思うのは当然です。
ましてや、島国の日本は世界でもユニークな言葉と歴史、風習がありますから。
そんな外国人の心境を綴ったのがこの記事。
簡単に言うと、外国人にも日本語で話しかけてほしいというもの。
誰もが日本人の友達をほしいと思っていながらうまくいかないことも多いとのこと。
その一番の原因は日本語。やはり習得が難しいのでしょうね。
彼らは、世界で一番普及している英語ですら日本ではあまり通じないことはわかっています。
ですから日本に住む以上は、どんなに嫌でも日本語を勉強しなければなりません。
日本語学校はお金がかかりますから、やはり日本人の知り合いが欲しいのです。
ところが、話しかけてくるのは外国語を話したい日本人ばかり。それはそれでありがたいのでしょうが、自分の日本語のブラッシュアップにはなりません。
以前、ある大学の留学生向けのクラスでボランティアをやったことがありますが、同じ悩みを訴える人が多かったです。
クラスメートで話しかけてくる人のほとんどが英語で話しかけるといっていました。自分たちは日本語で話したいのに、と。
友達を作るのが比較的簡単な大学ですらこうなのですから、仕事で日本に来ている社会人はもっとでしょう。そういった職場は英語が共通言語になっていることがほとんどでしょうから。
こういっている私も日本語のレッスンで英語の表現を借りて説明することがありますが、大体いい顔はされませんね。
それまで勉強してきたやさしい日本語で説明してあげるのがプロというものですから、自戒したいものです。
みなさんも困っている外国人がいたら、英語ではなくまずは日本語ではなしかけてあげてくださいね。
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