おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

ヌートバー選手はこれから日本語を勉強するみたいだけど、なにかもったいない

つい1か月前まで日本人は誰も知らなかったであろうヌートバー選手。
日本人のお母さん共々、あっという間に人気者になりました。

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WBC前に一家でインタビューを受けていた映像を見ましたが、実はアメリカ人のお父さんも日本語が少し話せます。
インタビュアーの日本語の質問の意味はわかっていたようで、おそらく初級終了のレベルにはありそうでした。

 

ところがヌートバー選手はほとんど日本語が話せません。
アメリカに住んでいると日本語を話す機会はほぼないでしょうから、日本語を勉強しようというモチベーションも高くないでしょう。
ヌートバー選手は3年後も日本代表を目指すとしてこれから日本語を勉強するらしいですが、なんかもったいない。
生まれながらにしてバイリンガル環境にあったのだから、日本語に触れる機会は一般のアメリカ人よりも多いんですけどね。


私が日本語を教える外国出身の人で、両親のどちらかが日本人という人は少なくありません。
そういう人は、わざわざ日本語学校で日本語を勉強するのですから、母国で日本語はほとんど使っていません。

 

私からすると、家庭でもっと日本語を話してあげればよかったのに、と思います。
ただ、親の立場からすると使うかどうかわからない日本語の勉強にお金も時間も使うのは無駄と思うのもわかります。

 

政府も日本語教育についての予算を増やしてはいますが、日本国内向けがほとんど。
外国に住んでいる日本人の子供への日本語教育支援を強化してもいいと思います。
元々日本にルーツをもっている人たちなのだから、日本語と現地の言葉のバイリンガルが増えれば日本としても心強い味方が増えるのですが。

彼らが日本に来てくれれば、移民に対するアレルギーも少しづつ減っていくのではないかな。