やっぱり行き過ぎだと思うのです

ラグビーワールドカップの日本大会、「日本スゲー！」報道があふれていますが、何か今の日本のいやな感じの裏返しのように感じてなりません。

ちょっと前はあおり運転がこれでもかとばかり報道を賑わせていましたし、現在では神戸の小学校の教師いじめでしょうか。
こんないやな事件が多くなると、明るいニュースに救いを求めるのはしょうがないですからね。

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ところで、その教師いじめですが、その報道具合はちょっと行き過ぎのような気がします。あおり運転の時はこれ以上増やさないようにということでまだわかりましたが。
まだ起訴もされていないのに、極悪人扱い。
たしかに映像を見る限り、気分が悪くなる内容で同情の余地はありません。
懲戒解雇になってもしょうがない内容です。

 

でもやったことと、それに対するペナルティはバランスを取らなければなりません。

いじめにあった先生は警察に告発したようですが、これから後は当局に任せるのが現代の日本のあり方のはず。
法律に照らして有罪になりそうであれば、検察が起訴しているはずです。
それがまだなのは有罪にできる自信がないか、証拠固めをしているのか。

 

いずれにしろ、現時点では起訴もされてなければ、逮捕もされていない一般市民です。
それなのに、実名までだした週刊誌もありました。
これでいじめを行った４人の社会的生命は終わりでしょう。
不起訴になったらどうするつもりでしょうか。
もはやリンチか人民裁判のレベルです。
個人を叩くのは、有罪になってからでしょう。

 

おまけに、給料を払わないように条例まで作ろうとしているようです。
理由は、自宅謹慎の制度がないから、有給休暇扱いになって給料が払われているからというもの。

www.kobe-np.co.jp

よくわかりませんが、罰則に自宅謹慎を追加すればいいのではないでしょうか。
現在の罰則の範囲内であれば、不服申し立てなどの制度もあるでしょうし。
それが条例で定めるとなると、別の仕組みを作らなければなりません。
わざわざ、わかりにくい制度にしていますね。

 

今回の件は前代未聞の教師による教師いじめとありますが、どんな組織でも大なり小なりいじめはあるものです。
教師とて人間ですから当然あるでしょう。
この事件が起きた原因が職員室という特殊な環境によるのであれば、そこにまずはメスを入れるべきだと思います。

 

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